ウェルビーイング(Well-being=幸福)は、心と身体、社会との つながりが良好な状態のことで、第四期教育振興基本計画(令和 5年~)の中でも、「持続可能な社会の創り手の育成」と「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」が新たなコンセプトとして明記されました。 今後予想される、日本社会に根差したウェルビーイングの向上の取り組み(ウェルビーイング教育)を見据え、あそび庁では、3回の授業で、子どもたち、親、先生方が あそびを楽しみながらウェルビーイングの育み方を学ぶことができるモデル授業を5校で実施しました。
モデル授業するにあたり、授業をしたことで子どもたちの幸福度・非認知能力がどのぐらい変化をするのかも、大学研究機関と連携し測定。
【3回の授業内容】
1回目:授業 あそびの中で ウェルビーイングを育む視点 を共有
2回目:課題解決型(謎解き)あそびをしながらウェルビーイングを育む視点(非認知能
力) を共有
3回目:あそびを創る(クリエイティブ)体験をしながらウェルビーイングを育む視点
(非認知能力) を共有
【効果把握結果】
都内5カ所の学校で実施
あそびを楽しむ中で感じたことを使い、しあわせの視点を学び
事前・事後・各回ごとのアンケート実施
ポジティブ感情が上昇 ネガティブ感情下降
本来感(自己肯定感) フェア配慮に変化あり
【まとめ】
授業により、well-beingに関する様々な指標が高まる可能性がある。
ポジティブ感情(PERMAのP)や授業内での体験(PERMAのEとRとA)が、well-being
に重要な役割を果たす可能性がみえてきたので、今後より高めていくための方策を模索
する必要性がある。
あそびの効果や指導者のかかわりの効果など、先行研究をふまえて
令和5年度 QST国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 効果把握事業実施。
【実施した豊島区立西巣鴨小学校の皆さんの感想】
●野村校長先生
●服部先生
【問い合わせ】
授業についての詳細や学校での導入をご検討したい場合は、あそび庁までご相談ください。
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